2019/4/4
頭巾山から天狗畑経由洞峠の縦走をするつもりが、上林山の家が泊まれないとのことで、急遽和知富士、仏岩の日帰りに変更しました。
和知富士は下粟野からの降り、篠原あたりから見て雄大な山、かつ稜線は落葉樹林であったので、この時期、見晴らしもよかろうということで、決行しました。きつい登りでしたが、長尾根の落葉樹林、日本庭園風景は一見の価値あり、和知富士から仏岩の稜線もすばらしいものでした。ここはお勧めです。
仏岩から南尾根を塩谷や長瀬へ降るルートもあるようですが、岩場の降りがあるので自重、上乙見への破線路も地図にはありますが、谷道で未調査のため、もと来た道を帰ることにしました。
◆篠原から見た和知富士
■参考コースタイム(休憩長い)
8:10 大迫BS
8:13 和知富士登山口■朝食休憩 8:30
8:30 イノシシゲート 8:37
9:06 尾根上台地
9:11 アンテナ設備残骸
9:15 鉄塔■休憩 9:23
9:31 鞍部
9:39 鞍部2
9:55 クヌギの長尾根■昼食休憩 10:05
11:00 和知富士■休憩 11:28
12:06 P784■休憩 12:18
12:32 仏岩■昼食休憩 13:21
-------------帰り---------------
13:35 P784
14:05 和知富士■ 14:15
14:52 鞍部2
14:58 鞍部1■休憩 15:08
15:16 鉄塔
15:37 イノシシゲート 15:47
15:50 大迫BS■休憩 16:05
16:15 篠原BS
15:51 和知駅
9.2km/8時間14分(内休憩:2時間39分;山旅ロガー読み)
■マップ
↑◆和知富士-仏岩
山旅ロガーから切り出し(400×300pic以下)
←◆大迫-和知富士
山旅ロガーから切り出し(400×300pic以下)
■機材
カメラ:リコーCX-3、オリンパスXZ-2
スマホ:Urbano V03(GPS、山旅ロガー用)、ASUS Zenfon3Max(地図ロイド用)
1.キツイが心地よい落葉樹林の登り
綾部駅までバイクを飛ばす。途中の府道脇の温度計は-1℃だった。むちゃくちゃ寒い。奥上林までバイクで行って頭布山へとも考えたけれども、これでは凍えてしまう。和知富士にして良かった!綾部発6:55、和知着は7:20くらいで、7:30過ぎには仏主行き、大野ダム行きのバスが立て続けに来た。この電車は長老ヶ岳に登るには結構使える。
8:05、大迫BS着。
気温は途中の道路脇の温度計で3℃、少しは上がってきたが、まだ寒くて、霜がおりたまま。道を確認して出発。
防火水槽の向こう側から道がついていた。
引き返す感じで畑を回っていく。墓地への道を上がっても同じだったけど。
入り口を確認したところで、朝飯休憩。朝飯抜きだったので登る前にエネルギを補給しないと。
道は墓地に出て、その隅にイノシシゲートがあった。このゲートがかなり厄介で、慣れるのに時間がかかった。とりあえずまた一服。
いきなりの急登だったが所々に平坦地がある。
8:45、石積みの跡があり、石は片付けられていた。祠か何かあったみたいだ。
この尾根にはアセビが満開。9:15、ゲートから約40分で鉄塔ピーク。厳密にはピークでなくそのすぐ下で休憩。西北に恐入道。
P385あたりからみる和知富士は確かに富士山型である。
9:39、鞍部2。平たいコブを越したところ、ここは長瀬からの林道-破線路が合流しているところ。尾根の左右に道が見えていた。登路は尾根の真ん中を登っていく。
9:55、すばらしいクヌギ尾根。ここで小休止して、念のためにクマ鈴を出した。
ここから先、急坂と平坦地を繰り返しながら登っていく。いたるところに露岩あり。
だんだんアセビも少なくなり落葉樹の林になると、まるで日本庭園のような。
日本庭園はこのような風景の美しさが元になっていて、我々のDNAのようになっているのではないかと思えるほどである。
偽ピークを見ながら登ると、右手には仏岩のあたりか?あそこまで行ってみよう。
10:43、偽ピークではあるが、これだけ明るく広々としていると、だまされた感はなく、清々しい。
10:55、おっ、もう頂上かと思ったら偽ピーク。
10:59、こんどこそ頂上だ!
三角点は「大迫」675.0m
イノシシゲートから約2時間半。一応予定通りだった。
木々の間から長老さんが見える。
明るく静かな山頂だった。
ここで30分近く休憩した。
2.日本庭園尾根をのんびりと仏岩へ
せっかくなので仏岩まで行ってみよう。相変わらず日本庭園風の尾根。
11:59、P784直下。
12:23、P784を過ぎると、右手南側は崩落地形となる。
尾根上は相変わらず日本庭園風。露岩はあるものの、歩きやすい。
12:26、 南側の岸壁を覗く。
12:29、仏岩手前で振り返る。
12:32、仏岩着。和知富士から約1時間だった。
こんなとこにも「美山トレイル」単に美山町の境界を示しているだけでゴミにしかならなかった。
さて、もう1時を過ぎている。あれに見えるはP822か?ここで長老さんまでまだ半分。下山まであと4時間かかるとすると、明るいうちにできそうではあるが、バスに間に合いそうもない。ここで引き返すことにしよう。
13:20、ゆっくり休んで帰途につく。同じコースであるが逆視点なので新しい発見もあるだろう。
13:24、左に崖を見ながら・・・
イワカガミがたくさん生えているが、花はまだ先。
13:26
13:27、樫原あたりが見えているんだろうか?
13:50、これも「仏岩」に見えるのではないかな?
13:57、南東には大岩山
3.今回はボケ2つ
14:05、和知富士着。ここで10分休憩。
記録のため写真を撮ってみたら・・・・ あれ!ZX-2のレンズキャップ(自動開閉)がない!
仏岩以後はメモ写真以外はZX-2で撮っていて、取り終えた後は左斜めがけにしていた。撮影のたびに正面に戻していたので、そのときに外れたか?しかし、シューキャップはこの操作で度々落としたけれど、レンズキャップはブッシュ以外では、落とした経験はないのに。探しに帰っても見つかるはずはないので、ヤメ。とんだボケやった。
14:15、気を取り直して出発。
広尾根を快適に降る。
広尾根に次ぐ広尾根、しかも緩やか。
14:29、塩谷を見ながら・・・
どんどん降る。
14:34、ようやく落葉樹林帯も終わりに近く。
15:37、イノシシゲート着。 ゲートの始末は完璧にしておいた。
このあと、腹が減ったので大迫バス停で3度めの昼食。これが災いし・・・
大迫は人形浄瑠璃の里なのか。ボケ封じでも有名だそうだ。
そろそろお参りせねばと思いつつ・・・
上和知川の橋を渡っていると、
あれ!バスが通った!
篠原バス停で時刻表を見ると、なんと数分前に行ってしもた後。
最後に大ボケをかました。ヨメに「和知まで歩く」とメールした後なのだが、急に意気消沈。ですが、もう歩く気はありまへん。16:56まで待つこととなった。
ボケはともかくとして、和知富士への落葉樹林の尾根、仏岩への 日本庭園を思わせる平坦な尾根は圧巻だった。時間があれば(バスに間に合えば)、長老ヶ岳まで縦走するのもよいコースかと思う。一部、岩稜のヤセ尾根も有るようなので、一泊装備で歩いてみたい。上乙見からの谷道も探索してみたい。
(いったん終わり)
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