由良川源流溯行

 1967年11月井1日~6日

  ■日程・コース
11/1 大阪-広河原-佐々里峠
11/2 佐々里峠-灰野(須後へ入林手続き)-七瀬
11/3 七瀬-由良川本流溯行-中山(行きすぎた)-岩谷出合
11/4 岩谷溯行-三国岳北コブ-三国岳-イヤ谷-三軒家-久多下
11/5 久多-オグロ坂-八丁平-峰床山-尾越
11/6 尾越-大見-ヒノコ-百井峠-鞍馬-大阪

 由良川源流核心部の溯行と三国岳、オグロ坂、八丁平、峰床山を組み合わせた、芦生+北山ゴールデンコースだ。
 ボクは由良川下流で育った人間なので、上流を歩きたかった。この山行でボクの以後の山行が決まったといってもいいくらいのエキサイティングな山行だった。残念ながら写真はないので古い地図だけ。

11/1:尾花谷を遡ってドンツキを登ると、ひょいと佐々里峠に岩室に出た驚きはよく覚えている。
11/2:灰野で入林手続き隊が帰ってくるまでぶらぶらしたこと、灰野から七瀬までは軌道跡をバンバン飛ばした。
11/3:水量は少なく特に難儀なところはなかったが、一ヶ所だけ淵の上をヘツルときにキスリングが岩にあたるので、細引きで引っ張りあげたのを覚えている。溯行ルートはうまくできたもので、喫水線より少し上のところにステップがあり、靴は濡らさずにすんだこと、川べりで休憩中に魚が寄ってきて掴みそうになったのはよく覚えている。
11/4:岩谷溯行で、途中で北尾根に取付いた気がしていたが、南の尾根に取付いたらしい(報告書より)。
三国岳の北峰に至ると、周囲は見事な紅葉で、ふかふかの落葉の上を歩いたのはよく覚えている。そこで見た衝撃の光景。北峰をみて尾根を歩いている時、平たい北峰の頂上付近、谷が始まろうとしている所に、リヤカーの残骸があった!大八車だったかもしれないが、なんでこんなところにあるの?と思った。
三国岳の登りはササのブッシュだったらしいが、全然覚えなし。そこからの下りの様子もまったく覚えなし。
三軒家というのはよく覚えている。2015年春に通ったが、まだ家はあった。
11/5:オグロ坂は全然覚えていないが、八丁平はツゲがたくさん生えていて、そこを掻き分けながら峰床山に登った記憶はある。夜、尾越の家(区長さんらしかった)にお邪魔したのを覚えている。

■あまりたいしたことは覚えてないな。しかし、芦生、北山の良さは身に沁みついた。

国土地理院5万図、北小松から(397×298pic)
国土地理院5万図、北小松から(397×298pic)

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