【北山詣18】二人静に囲まれて佇む井戸祖父谷石仏を見つける
2019/5/18
今日は山登りなしで、雲ヶ畑街道の延長、祖父谷の谷道を歩き、祖父谷峠越えで井戸まで歩きます。祖父谷峠は昨年11/25に越えたばかりなのに、また同じ峠越えを。
■今回の狙いは
1)狼峠分岐から祖父谷峠までは歩いていないので、そこを歩く。ほんの1.2kmくらいですが・・・
2)峠を越えて井戸祖父谷のどこか平たいところにおられるという石仏を探索する。
3)ナベクロ峠から降ってくる谷道でなく、関電道の尾根を巻くルートがあるかどうか、探索してみる
4)石仏峠は大昔に行ったけれども石仏は見ていなかったので、お参りする。 (3)、(4)はどちらか選択 以上です。
■金久昌業さんの「北山の峠」に従って、京から若狭(小浜、高浜など)あるいは田辺(舞鶴ですね)へ街道筋を歩いています。おおまかに、鞍馬街道とその延長、雲ヶ畑街道とその延長、旧周山街道とその関連・派生街道があり、時代により変遷もあります。
祖父谷峠は雲ヶ畑街道で城丹国境を越える峠ですが、今、芦生また田歌まで歩いていて、狼峠分岐から祖父谷峠まで歩くと途切れがなくなるという訳です。旧大宮通-西賀茂-満樹峠-雲ヶ畑-(尾桟敷or祖父谷)-祖父谷峠-井戸-卒塔婆峠-八丁-品谷峠-釜ケ原-佐々里-芦生-(権蔵坂or五波谷峠)-染ヶ谷-久坂-小浜・・・こんなルートですね。
■井戸祖父谷にあるという石仏は、金久さんの記述、「・・巻道も谷道に変わる。・・この辺りの右手山側の谷から少し離れてちょっとした台地になったところに、以前は石仏峠の地蔵と同型の地蔵があってその下からきれいな水が流れていた。・・・」 これだけなのです。前回は分からなかったので改めて行くしかない。
結果、見つかりました!多分、植林などでルートが変わったのでしょう、巻道が尾根をジグザグに降ってきて、途中で、テープに右手、北東から落ちてくる谷に導かれそうになったとき、あまり考えずにただ水のある休息場所を探すだけのつもりで、「そっちは前回歩いたので、今度は左に行ってみよう」と軽く思っただけで、平坦な道(植林作業の道か?)を少し歩き、太い杉の根本にザックを下ろしたところ、2つの石祠が目に入りました。あった!
金久さん(の奥様)が石仏峠の石仏を見つけられた際は、一行が石仏峠に登っても見つからず、その時突然奥様はなにかに取り憑かれたように井戸側に峠道を降っていき、ちょっとした平坦地の大杉の根本にいらっしゃるのを見つけられたというエピソードが残っています。それと同じとは言いませんが、「石仏に呼ばれた」というのはこういうことなのでしょう。
■コースタイム
9:20 雲ヶ畑岩屋橋
9:56 小梅谷分岐■5分休憩
10:40 狼峠分岐■20分休憩 11:00
11:14 石仏峠林道分岐
11:28 祖父谷峠■35分昼食休憩 12:03
12:43 石仏峠
12:48 石仏■20分見学休憩 13:08
13:55 祖父谷峠
14:18 井戸祖父谷石仏■40分見学休憩 14:58
15:24 祖父谷橋
15:44 イモジ谷出合
16:12 井戸BS
17:00 比賀江
17:21 辻流れ橋
17:25 山国神社
17:31 鳥居BS
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22.9km/8時間15分(山旅ロガー読み、内休憩2時間)
詳細は、YAMAP
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