夏に来る所ではないな、肘谷坂−大岩山-海老坂
2019\7/29
田辺(舞鶴)−木住峠−上林−大栗峠−上粟野まで来た旅人はどうやって京まで行ったのか?上粟野からは里道を篠原、大迫回りもあるので、その場合は肘谷坂越えも選択肢になるのではないか?そんな訳で肘谷坂を歩くことにした。
下粟野まで来たなら、仏主峠越えまたは里道を篠原、大迫回りという手があるので、どこぞの官庁と同じようにGoogleMapで見積もってみると(大雑把な概算ですよ)、
上林山田道-大栗峠ー上粟野ー仏主峠(約800m)ー大野20km
上林山田道-大栗峠ー上粟野ー大迫ー大野24km(肘谷までならもっと近い)
距離はあまり変わらんやないか!人によるけど、ボクなら迷わず平地を選ぶなあ。
さらに、大野から下佐々江までは
大野から肱谷坂越えで下佐々江まで、概算で16km、肘谷坂-580m
大野から海老坂越えで下佐々江まで、概算で19km、海老坂-480m
大野から神楽坂越えで下佐々江まで、概算で14km、神楽坂-440m いい勝負ではないか。 こうなると、肘谷坂越えも俄然現実味を帯びてくる。ただ問題なのは、海老坂、神楽坂もれっきとした名前を持っているのに対して、「肘谷坂」は、土地の人に聞いても名前がなく、金久昌業さんの著述上の命名ということが「北山の峠(下)」に書いてあったことである。しかし、人間楽な方を選ぶでしょう。
ということで、肘谷坂を歩くことにした。肘谷(集落名)側は伐採が入っているようなので、道がどうなっているか、道があれば降るし、見つからなければ海老坂に回るとしよう。せっかくの丹波広域林道もあるのでバス時刻内に行けそうだ。
■結果
肘谷坂の四ツ谷(日吉町)側は一部林道に侵食されてはいたが、立派な古道が残っていた。分水嶺尾根に上がっても、丹波広域林道に侵食されてはいたが、肘谷(谷名、美山町)側少し下に古道が残っていて、肘谷(集落名、美山町)側に降るところまでは確認できた。しかし降り口は新林道工事により不明であった。
海老坂の板橋側は林道によって惨憺たる破壊でトレースを諦めた。肘谷(集落名)側古道と同じくもう少し気をくばってくれんかなあ?ひょっとしたら、旧町の林道運営に問題があるのでは?
■下山後
園部はやたら暑かった!さらにペットボトル購入、京都までに飲み干す。さらにさらに、私市で半本、今日は合計6本 ・帰宅後、シャワーを浴びようとしたら、パンツの前が真っ赤!えらいこっちゃと思ったが急所は外れていて一安心。トンズラした奴はどこに行ったのか?下山後の川端で体を拭いた時は気にならなかったけどなあ。ということで、ヒルには3敗。夏に行くとこではなかったな。
■コースタイム
8:37 四ツ谷(臨時停車場)
9:00 海老谷集落
9:11 海老坂分岐
9:40 谷分岐
9:50 谷分岐■30分朝食休憩 10:20
10:31 谷分岐
10:40 峠下林道■7分冷却休憩 10:47
10:55 古道取付き
11:12 肘谷第一峠 コンター510■16分冷却休憩 11:28
11:39 尾根林道出合■42分昼食休憩 12:21
12:31 林道分岐■5分休憩、肘谷第2峠探索 12:56
13:25 大岩山取付■10分休憩 13:35
13:50 大岩山(ピストン)
14:06 大岩山取付■9分休憩 14:15
14:30 分水嶺乗越
14:48 林道分岐
15:15 海老坂■見学、10分休憩 15:37
16:20 海老坂BS
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18.4km/7時間46分(山旅ロガー読み、内休憩2時間9分)
■機材
カメラ:リコーCX-3 スマホ:Urbano V03(GPS、山旅ロガー用)、ASUS Zenfon3Max(地図ロイド用)
詳細はYAMAP
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