【北山詣19】コウンド谷古道を歩きP951コウンド山と小野村割岳
2019/6/6
昔から気になっていたコウンド谷の古道(の一部)を歩いてきました。
この古道は明治の陸測地図(※)に破線路として載っていて、能見-P938(今はない)東-P920(今はP927)-天狗岳(峠)-七瀬-傘峠-杉尾坂-虫谷-久坂と通じていた、とんでもない街道です。もちろん若狭越の大街道でなく地域を結ぶ生活の道、通商路であったのでしょう。
初めて芦生に足を踏み入れた時、七瀬に泊まったので、地図を見て「なんちゅう道や!」と驚嘆したのを覚えています。その時、中央分水嶺尾根につらなる小野村割岳、P938周辺の平坦な山(その時はP951などはなかった)は憧れの山々でした。当然道などはなく、稜線も猛烈なササブッシュということで、歩くなどはとんでもない状況でした。
今は小野村割岳も、その東もP951も歩く人が増えて一般化していますが、肝心のコウンド谷古道を忠実に歩いたレポートはあまり見かけません。昔からある古道なので当たり前になっているのかも。
コウンド谷の最上部の谷出合から上部には実にはっきりした古道が残っていて、大街道に比べて通行が少なかったであろう古道にしてはすばらしい深掘れの道で、感動ものでしたね。
■コースタイム
9:35 能見口BS
9:59 コウンド口橋(光砥口)
10:02 堰堤横■15分朝食休憩 10:17
10:23 倒木
10:45 林道終点
11:08 谷分岐、カツラ大木■23分休憩 11:31
11:39 コンター720付近、尾根越しの巻道か
12:03 最奥の谷分岐■17分思案休憩 12:20
12:25 コンター860、古道合流
12:33 コンター880 谷を左岸に渡る
12:38 草付、対岸に道跡
12:47 峠■40分昼食休憩 13:27
13:30 尾根分岐
13:33 P951コウンド山(ピストン)
14:11 小野村割岳■30分休憩 14:41
14:51 水場
15:06 林道分岐
15:15 小滝休憩適所
15:30 ゲート
16:03 車止め、最奥の家屋
16:06 水場の谷出合■22分後始末休憩 16:28
16:31 広河原下之町BS
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12.1km/6時間54分 (山旅ロガー読み、内休憩2時間27分)
■機材 カメラ:
リコーCX-3 スマホ:Urbano V03(GPS、山旅ロガー用)、ASUS Zenfon3Max(地図ロイド用)
詳細は、YAMAP
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